東京大学生産技術研究所の分室が和歌山市加太に開設されています。
ニューヨーク、パリに次いで3番目になるということです。
本日は、東京大学生産技術研究所から、大漁旗の製作をご依頼頂いた件について掲載させて頂きます。
ご担当者様から連絡を頂き、電話・メールでの打合せを幾度か重ねました。
今回は、先方でしっかりしたデザインをご用意いただきました。一筆で描き、全て繋がっている思いのこもったデザインです。
ご担当者様からは「本染でお願いします。」との事。やはり本染はテンションがあがる。が
お話を頂いた時点から日数的な厳しさを感じながら、面白いデザインだし、やりがいを感じながらの作業開始となりました。
染は基本的に、作業のほとんどがやり直しのきかない一発勝負の連続です。
それまで、どれだけ時間をかけても、「あっ!」となれば終了が基本です。
今回は納期が近々でしたので、やり直しがきかないという緊張感も漂いながら
時間をかけ、手間をかけ、目の前の思いの詰まった大漁旗に向かいあいました。
つづく。