「暖簾」読み方をご存知でしょうか。

「のれん」と読みます。どなたでも一度位は聞いた事があるかと思います。

暖簾は中国からの外来語で、室町時代ころから「のれん」と呼ばれたようです。

屋号や商品名が示されるようになったのは桃山時代の頃とされています。

先日、当店軒先に屋号を染め抜いた水引暖簾を制作し取り付けをいたしました。

水引という言葉でなじみのあるのは、ご祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りのことですよね。

水引暖簾も屋内・屋外を問わず飾りや装飾の用途で使用します。

一般的には丈が短く横に長く制作します。

さて、前々よりデザインイメージを作成しておりましたが、ようやく完成し取り付ける事ができました。

当店は南向きに店舗入り口がございます。南側が約13m、西側が約9mの水引暖簾です。

お店などで入り口にかけている暖簾は掛けることじ たいが営業中という事であり、外されることは閉店 を意味するのですが、

水引暖簾は飾りや装飾の暖簾であり夜間も掛けっぱなしにします。