約5年半毎日ではないですが、作業の時は必ず着用し、染料や汚れから私を守ってくれている、デニムエプロン。
今の時期は、汗をかきながらの作業が多く、ハードな使い方となります。
前ポケットは数年前に破れましたが自分でミシンにて補修。さすがMade in Japan しっかりしています。
購入時は、ノンウォッシュデニムでしたが、洗うたびにデニム特有のエイジングがかかってきました。
一時期デニムにこだわっている時期もあり、色落ちしてくるとかっこよく見えてきます。
愛着も相当なものです。
さて、普段は工房でこのエプロンを着用し染作業をいているのですが、お店にお客様来られると、このエプロンのまま出て行ってしまう時があります。
以前、とある女性のお客様に「そのエプロンかわいい!」と声をかけて頂き、驚きました。しかし話がより弾みました。
その方は、絵を描かれたりしていてアーティスティックな感性が非常に高い方でした。
なるほど!汚い格好だと思っていましたが、とらえ様によってはそうなるんだと思ったのを覚えています。
物や事の価値とは、一方的な見方ではないのだと感じた一例でした。
最近、SDGsと共に価値デザインという事を学んでいます。
平均的な見方ではないところに、もっと取組んで行かなければならないとより感じます。