以前も掲載いたしました。渋筒という道具を使用し餅粉を練った糊を下絵どおり正確に糊を置いていく作業のことです。

染物というのは実に地味な作業の連続でございます。色を挿す(塗る)工程が、染物をしていると分かり安いイメージで皆さんも思い描くかと思います。

しかし、そこに至るまでが、我々が行う引き染・印染(しるしそめ)と言われる技法では、結構手間がかかり大変なのです。

当然、色を挿すこと調色するとこも、技術・経験・勘がかなり必要になってくることです。

今回は、私の糊置きの作業様子をご紹介さして頂きました。